デモナータ チェス
昨日、思い立って、チェスを買いました。♟
前から気になっていたんです。
ダレンシャンさんの、デモナータという本をご存じですか?
悪魔と人間が戦う物語で、一度読み始めると、止まらなくなるくらいおもしろいんですよねー!
そのデモナータの中に、チェスが登場するんです。
悪魔の中で最強の魔将、ロードロスが、チェスが好きで、チェスで対決する場面があって、その影響でチェスが気になりました。
デモナータについて、少し紹介します
主人公は巻ごとにわかれており、みんな悪魔と戦います。
この物語の面白いところは、かなり描写がリアルなところです。
ただただ悪魔と戦うヒーローものではありません。
戦いの最中に、目が溶けた、肉が飛んだなど、かなり痛々しいダメージを主人公たちは受けます。
主人公たちは、完璧なヒーローではなく、悪魔と戦う力をもともと持っていた人間なだけなので、悪魔と戦うのが怖い、など弱い部分を抱え持つ戦士といえます。
悪魔たちも、おぞましい姿の描写で書かれています。
特に魔将ロードロスの言動は、読んでいて不思議な感覚がします。
時には人間の味方になるようなことをいったり、時には人間を見下したり、人間を残酷な目にあわせたりと、よくわからない感じですが、基本冷静で、恐怖を感じます。
でも、唯一人間と対等に楽しんでやるのがチェスで、ロードロスはその時、冷静さを失うときがあって、またそこが面白いのです。
そしてもうひとつ面白いのが、別々の巻で登場する主人公たちのつながりが、どんどんみえてくるところです。
はじめから読むとわかりやすいのですが、基本何巻からよんでも楽しめます。
主人公たちは最初は知り合いでもなんでもないのですが、悪魔関連で出会っていき、魔力的なつながりが実はあったことを知っていったりします。
あと、残酷なほどに悪魔たちに人間が殺されてしまうのも、読んでいてハラハラします。
冒険、戦い、ファンタジー、残酷を味わいたい方にはおすすめ!
下にリンクを貼ったので、ぜひみてみてください⬇️
全10巻あります📚
最後までご覧いただきありがとうございました🙇♂️